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朧月夜に風の吹く。
月に叢雲、花に風。四季折々に綴る徒然。
題詠100首の他、気紛れに詩なども零してゆきます。
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2005年05月12日
龍眼
空に横たわる大雲の切れ間より
薄絹の如き陽の光
灰と黒とが支配する街へ注ぐ
背を追い越すは空の吐息
天地の薫纏いて木々を過ぎ
湿気を帯びて 白けた街へ
そして 虚空へ
とぐろを巻くように絶え間なく
変わり続ける空模様
垣間見える金色 天龍の眸
街の色に染まる 人心を射抜く
それでも人は 果てることなく
posted by 水風抱月 at 15:41 |
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月に啼く龍
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2005年04月27日
蜉蝣
翡翠色に透き通る
生まれたての薄羽
血の色通わぬその羽に
ふと思う 風の生まれる場所
ほんの一巡りだけ
灯って消える生命
血の温もりさえ伝えぬまま
ただ過ぎる 光露のごとき一時
その生は色褪せてセピア
孵る一刹那の美でさえも
覆せぬ記憶 過去
啜った血に翡翠は染まり
朱紅き甘きその毒は
ふわふわと ゆらゆらと
美麗なる刹那の存在を侵し
やがて短き命を鎖す
罪のごとく
さだめのごとく
己が罪咎に染まる翡翠の羽
希薄なるその命 夜の陽炎
posted by 水風抱月 at 16:12 |
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月に啼く龍
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2005年04月25日
魂の双子
おそらく貴方 もう一人の私
きっと私の選ばなかった
きっと私の選び得ない
そんな道を選んだ 私
指の先 髪の先から
繋がる細い 細い糸
或いは一時この背を預けた
その傍らにある淡い熱
おそらく私 もう一人の貴方
きっと貴方の選ばなかった
きっと貴方の選び得ない
そんな道を選んだ 貴方
伝わる言霊 言の葉を
風に託して届けましょう
感じた想い 感動を
月の光に秘め届けましょう
多分 きっと 私と貴方
魂のどこかで 繋がっている
posted by 水風抱月 at 00:52 |
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月に啼く龍
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2005年04月21日
月ノ涙
今宵 月の泣く夜
風は音を止め 大地は唸るを止め
ただ月の涙受けとめる
神聖なる儀式のごと
荘厳なる沈黙のもと
真円を為す雫 やがて
針と似て細く鋭く
空を往く雲貫き
木々に触れて癒しを知る
今宵 月の啼く夜
風は身を震わせ 大地は腕を広げ
ただ月の雫受けとめる
愛撫のごとく優しく
抱擁のごとく柔らかに
月ノ涙受けとめる
posted by 水風抱月 at 00:53 |
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月に啼く龍
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2005年04月08日
幸と未来と
出会えた事が 私の幸せ
だからそれ以上は望みません
望むとすれば あなたの幸福
私の選ばなかった未来の道に
約束された幸福があるのだとしたら
それはすべてあなたの為に
桜よ 風よ 春の夜空よ
伝えておくれ 言霊を
せめて言の葉 その切れ端を
『ワタシはアナタをアイしています。』
posted by 水風抱月 at 02:51 |
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月に啼く龍
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2005年03月15日
春香
街中に須く漂う 甘い梅の香
深く息をして 身体の芯に染み入るほどに
浮世に穢れた人の身を
清めるがごとく 奥底まで
吾が身に満ちよ 白梅香
いっそ沁み付いて流せぬほどに
淡く甘く香れよ 春の香
posted by 水風抱月 at 21:20 |
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月に啼く龍
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2005年03月01日
白金の
空を覆う雲を見上げて
その向こうにある光想う
月の姿だけが見えない
望めども空晴れることはなく
風吹きて雲払うこともなく
白金の輝きに焦がれる
嗚呼 あの空の片翼は
あれほど冴え渡っているのに
唯
焦がれ求めて枯れるほどに
強く 強く 強く
月が見たいと
posted by 水風抱月 at 03:59 |
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月に啼く龍
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2005年02月28日
想月
薄紅の花透かし見る
空に掛かる月麗しく
白金のその輝きに
遠き地で眠るひと想う
夜の齎す安息の一時
流れ往く風に託す
吐息ひとつ
囁きひとつ
願いは色鮮やかに
祈りは色褪せずに
等しく廻り来ることのない刹那の時を
せめてこの月灯りを
今し眠りにある彼の人と
posted by 水風抱月 at 12:31 |
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月に啼く龍
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2005年02月23日
春の夜の雨
大地の馨を抱いて 湿った風が吹く
肌に触れるそれは冷たく やがて温かく
気紛れに雫を含んでは散らす
春の夜空に
眠りの時刻過ぎて 木々の枝揺らし
ざわめきの音させるそれは優しく 時折鋭く
気紛れに白花 含んでは散らす
夜の彼方に
posted by 水風抱月 at 03:41 |
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月に啼く龍
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2005年02月20日
いつか
高く腕を掲げる
祈るように
歌うように
碧空を見上げて
願う言葉はひとつ
いつか 空の向こうまで
遠く手を伸ばす
月へ届けと
星へ届けと
遙か彼方にある
風の楽園を信じて
奏でよう いつか叶う日まで
posted by 水風抱月 at 01:51 |
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月に啼く龍
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2005年02月17日
破鏡
それは泡沫
墨雲に沈み行く純白
穢れ無き真円
それはうたかた
闇色の空に溶ける
形なき天球儀
posted by 水風抱月 at 14:39 |
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月に啼く龍
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2005年02月16日
朧
月の綺麗な風の吹く夜に
ほろほろと零れる言霊 龍の嘶きの如く
空を裂き雲を貫き
朧に沈む月を求める
月に住む龍
その名をおぼろ
posted by 水風抱月 at 01:25 | 千葉 |
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