2006年12月02日

風彩

 ゆらり 木の葉を渡る風
 遥けき彼方へ渡る風

 彼らの先に果てはなく
 彼らのむかしに終わりはない

 遍くすべてに与えられ
 普くすべてに気紛れで

 なればこそ 我は惹かれる
 無限に続く虚宮の彼方
 渦巻き生まれ逝く 風に


 時に逢魔の夕暮れを成し
 時に清浄なる朝を彩る

 色無き色を染め上げて
 己は染まらぬ 夢幻


 それは万物の吐息
posted by 水風抱月 at 01:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 月に啼く龍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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