2006年11月27日

雨糸の織る霧

 雨夜の月
 夜に掛かる虹

 霧霞の如く細やかな
 春のごと柔らかな
 雨の降る夜にのみ 見(まみ)える


 風そよぐこともなく
 雲のみ空に流る
 静寂満ちる一刹那


 紺色をした雲切れて 気紛れな月の覗く
 その面差し 白金の灯火となりて注ぐ
 塵界に澱む霧の水面に

 見上ぐれば 天
 遠き月を包む 水の羽衣

 きらめく虹 さあれ
 月夜の宝なり
posted by 水風抱月 at 02:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 月に啼く龍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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