2011年06月20日

080:結婚(水風抱月)

吾が身には遠かりしその二文字は死神となら遂げし『結婚』


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079:雑(水風抱月)

千年も生き来しほどの雑事へと埋もる指先歌にて拭う




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2011年06月19日

078:卵(水風抱月)

孰れかは孵るのだろうかこの惑星〔ほし〕は生を宿せし卵とも似て


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2011年06月18日

077:狂(水風抱月)

其はまるで恋にも似たり吾が胸の触れ得ぬ箇所へ点る狂気は


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076:ツリー(水風抱月)

備えども憂虞ばかりが重ねゆく解捉え得ぬツリー構造


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2011年06月17日

075:朱(水風抱月)

華も亡く光露と散りしあの夏を燃やし尽くせよ朱雀の翼


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074:刃(水風抱月)

泥濘の今世往く我が肉体に霊(たま)と埋めし刃は見得ず


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2011年06月15日

073:自然(水風抱月)

誰もみな産まれ落ちたる塵界に自然神話の嘗てを想う


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072:汚(水風抱月)

いろつきの汚れを窪へ塗り重ね膨らんでゆく僕等のいのち


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2011年06月14日

071:謡(水風抱月)

文字のみに今は遺りしことばにも流れて居ようか謡い手の血は


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070:介(水風抱月)

わたくしときみの間に横たわる 音 風 ひかり 空の介在


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069:箸(水風抱月)

火箸もて掻き混ぜる炭灰白く荼毘に付されし人のごとくに


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068:コットン(水風抱月)

エナメルの有刺鉄線摘み取りしコットンパフに少女が芽吹く


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2011年06月12日

067:励(水風抱月)

励ましの声ばかりなる日を倦みて一つ無音の支援を残し


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066:豚(水風抱月)

喰らいつつ故意に忘れて過ごし居る 生き来し豚の肉になる日を


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065:羽(水風抱月)

陽炎に夏の影めく黒揚羽 四輪駆動の気配が殺し


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2011年06月11日

064:おやつ(水風抱月)

おやつなら食べてきました だからこの甘いことばはあなたにあげる


posted by 水風抱月 at 04:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水鏡の鳴(題詠blog '11) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

063:丈(水風抱月)

空知らぬ雨に腐果つ茉莉花の香拭い得ぬ遠き一丈


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2011年06月10日

062:墓(水風抱月)

言の葉は我が墓であれ揺り籠の鎖も揺らす夜の頃から


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2011年06月09日

061:有無(水風抱月)

月は唯遙か頭上へ懸かりおり いのちの有無を問うこともなく

posted by 水風抱月 at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水鏡の鳴(題詠blog '11) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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