2011年06月30日

100:完(水風抱月)

歩み来た道筋に吹く風をもて描きし幕は未完のままに


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099:惑(水風抱月)

惑い路の果てに星無き僕の為めコーヒーカップの宇宙はありき


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098:味(水風抱月)

乞う程に天は恵みを与えずと知りつ嫌味を噛み締めて在る


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097:毎(水風抱月)

深海の底ひなき路路毎に亦溺れゆくしびと〔詩人〕の聲が


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2011年06月29日

096:取(水風抱月)

明け遠き閨に一条蜘蛛の来てわれの小さき死を看取り秘む


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095:遠慮(水風抱月)

忍び泣く霧の湖畔に影殺し今宵は月も遠慮がちなる


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2011年06月28日

094:裂(水風抱月)

渡し舟裂きゆくほどに紅の血潮散りたり落陽の岸


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093:迫(水風抱月)

君宛に綴り損ねた空白が圧迫してゆく一瓶の春


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092:念(水風抱月)

初蝉に滾る命脈念念と燃え上がりゆく 夏遠からじ


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2011年06月26日

091:債(水風抱月)

一刻と留まらぬ日がまた過ぎて債鬼とも似る秒針の鳴


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090:そもそも(水風抱月)

詠い来て評に浮かれど沈めどもそもそも誰の為でもなくて


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089:成(水風抱月)

言霊を如何に磨けど敵うまじ天が詠ませし偶成の作


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2011年06月25日

088:湧(水風抱月)

生くるほど近くなりなむ根の国へ亦た死者の湧くけむりを鎮め


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2011年06月23日

087:閉(水風抱月)

夜の風を閉じ込めても居る窓辺にて生活空間静かに腐る


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086:貴(水風抱月)

高貴なる気儘と名付け愛すべき ヴィオロンの鳴 猫の語り部


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2011年06月22日

085:フルーツ(水風抱月)

湯上がりのフルーツ牛乳懐かしき昭和の影が未だ生きている


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2011年06月21日

084:総(水風抱月)

君が背の残り香めいて寄る風を総身へ受けて埠頭へ立てり


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083:溝(水風抱月)

都会〔まち〕行きの車窓より亦た駅越せば空との溝が深まりゆきて


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082:万(水風抱月)

遺されし唯一文字に口説かれて万有引力この身に余る


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2011年06月20日

081:配(水風抱月)

鏤めし時の道筋絡めつつ配電盤を焦がし来る明日


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