2010年11月28日

043:剥(水風抱月)

見目ばかり取り繕うも駆け引きに 剥いでみせよか 仮面も、肉も


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042:学者(水風抱月)

街角の学者先生今はなく電子頁を先生と呼ぶ


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2010年11月27日

041:鉛(水風抱月)

胸中へ鉛の分銅敷き詰めて吾が口へなるパンドラの箱


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040:レンズ(水風抱月)

暴かれている細胞の呟きが対物レンズの陰に潜みて


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039:怠(水風抱月)

気怠げな猫のまなざし頽れて小春に並ぶ三毛の大福


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038:空耳(水風抱月)

目を見ずに呟いて居る睦言を聞き返そうか 今の、空耳?


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037:奥(水風抱月)

己では触れ得ぬ胸の奥底へ君の残滓が未だ蟠る


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2010年11月26日

036:正義(水風抱月)

声高に正義の道と言い立てて正す義心の何処にやある


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035:金(水風抱月)

夜に降る金糸銀糸の雨を縒り 織りてもみたし秋の野辺山


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2010年11月23日

034:孫(水風抱月)

老い先の母と父とに孫の顔 見せてやりたし 産みたくはなし


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033:みかん(水風抱月)

炬燵などありはしないのに君の所為 冬の記憶はみかんに染まる


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032:苦(水風抱月)

黒インク染み込ませたる紙片には我の苦悩も蜜の味する


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031:SF(水風抱月)

SFを書きたし頃も遠離りSan Franciscoに焦がれ居る今


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030:秤(水風抱月)

片皿へ翼置きたる天秤の向かいへ沈む吾の言の葉


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2010年11月22日

029:利用(水風抱月)

棄てた夢 瓦礫に光る涙粒 虹へ変えてよ 再利用して


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028:陰(水風抱月)

愚かしき己の手になる失敗(しくじり)を嗤えど往くな陰なるわたし


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027:そわそわ(水風抱月)

そわそわと想いばかりを募らせて背ばかり見詰め踏み込めぬ足


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026:丸(水風抱月)

漆黒のひかりとも似る君の眼が穿つこころに丸い日溜まり


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2010年11月07日

025:環(水風抱月)

玉響のかそけき光揺る先に メビウスの環よ黄泉路を示せ


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024:相撲(水風抱月)

夜乞うと指先が繰る頁の背 朝がわたしと押し相撲とる


posted by 水風抱月 at 01:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 流天の華(題詠blog '10) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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